2010年1月25日 - 高性能アナログICのリーディングカンパニーであるリニアテクノロジーは、わずか350nsで16ビットにセトリングする、33MHz、低ノイズ、レール・トゥ・レール入出力ADCドライバ「LT6350」の販売を開始しました。LT6350には、コマーシャル温度範囲 (0℃〜70℃)、インダストリアル温度範囲(−40℃〜85℃)、拡張温度範囲(−40℃〜125℃) の各バージョンがあり、8ピンMSOPパッケージと3mm x 3mm DFNパッケージで供給されます。1,000個時の参考単価は259円(税込み)からで、リニアテクノロジー国内販売代理店各社経由で販売されます。製品の詳細は、www.linear-tech.co.jp をご覧ください。
LT6350は、LTC2393-16などの最新の最高性能SAR ADCをドライブするのに適しています。LT6350 は2個のオペアンプと整合した抵抗を内蔵し、シングルエンドの高インピーダンス入力から差動出力を生成します。これによって、外付けの帰還抵抗なしで2の差動利得を達成し、帰還抵抗を使用すればさらに高い利得が得られます。2個の内部オペアンプはそれぞれ、1.9nV/√Hzの低い入力換算ノイズ密度を達成するので、出力換算ノイズの合計はわずか8.2nV/√Hzになります。LT6350により、高性能ADCは1MHzの帯域幅にわたって110dBより良好な SNRを達成することができます。
入力オペアンプは、入力換算差動電圧オフセットを全入力範囲にわたって、一定の小さい値に保つようにトリミングされているので、VOSの急激な変化によって歪み性能が劣化するのを防ぎます。LT6350は、100kHzでは標準で−102/−97dBcの HD2/HD3を達成できます。
LT6350は、レール・トゥ・レールの入出力範囲を備えています。単一5V電源では、出力は0.055V〜4.945Vの範囲で振幅可能です。また、負電源を使用すれば、出力はそれぞれ0V〜4.945Vの範囲で振幅可能です。LT6350は2.7V〜12Vの総電源電圧で動作します。消費電流は4.8mAで、休止時にシステムの消費電力を低減できるシャットダウン・モードを備えています。
LT6350の特長:
