2010年3月24日 - 高性能アナログICのリーディングカンパニーであるリニアテクノロジーは、140℃という高い接合部温度で動作およびスペックが保証され、最大95%の高効率を誇るPolyPhase® 同期整流式DC/DCコントローラ「LTC3731H」の販売を開始しました。LTC3731Hは、32ピン5mm x 5mm QFN パッケージと36ピンSSOP パッケージで供給され、1,000個時の参考単価は499円(税込み)からで、リニアテクノロジー国内販売代理店各社経由で販売されます。製品の詳細情報は www.linear-tech.co.jp をご覧ください。
LTC3731Hは3出力のDC/DCコンバータで、単独での3フェーズ動作から4個をカスケードした12フェーズ動作まで拡張可能なので、60A〜240Aの電源設計が可能です。出力フェーズ間の電流整合が±5%と高精度なので、出力段間の発熱が均等になり、熱管理が簡素化されます。LTC3731Hは、ASIC およびFPGA 用高電流電源、配電バス、車載エンジン制御装置、ネットワーク・サーバなどのアプリケーションに最適です。
LTC3731 は、降圧または昇圧コンバータとして構成可能です。4.5V〜28Vの入力電圧で動作し、MOSFETはすべてNチャネルを使用します。強力なゲートドライバを内蔵しているので、MOSFETのスイッチング損失を最小限に抑え、複数のMOSFETを並列接続した多並列MOSFETを使用できます。フェーズあたり250kHz〜600kHzの範囲で固定動作周波数を設定できますが、内部フェーズロック・ループ(PLL)を使用して外部クロックに同期させることも可能です。LTC3731 は最小オン時間がわずか110nsなので、降圧比が高いアプリケーションに最適です。リファレンス電圧は、−40℃〜140℃の全動作接合部温度範囲で±2%の精度を維持します。
LTC3731Hは省電力Stage SheddingTM法を採用しているので、3つの出力段のうち2つの出力段を停止させこれらのゲート充電損失とスイッチング損失をなくすことによって軽負荷での効率を上げ、バッテリ稼働時間を延ばします。この他に、電流モード制御、プログラム可能なソフトスタート、短絡および過負荷保護、調整可能なソフトスタートなどを特長としています。
LTC3731Hの主な特長:
